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ソフトウェア資産管理 評価規準とは
評価規準(5)証明 所有ライセンスの証明

管理目標

所有ライセンスが証明可能であること
管理目標における成熟度モデル

レベル0 管理が存在しない段階:

正当にライセンスを所有していることを証明できる管理を全く実施していない。例えば、所有ライセンスの証明を意識した、ライセンス証書や証憑書類等の保管は行っていない。

レベル1 初期/場当たり的な段階:

ライセンス証書の保管・管理は、個人の思いつきである等場当たり的なものとなっている。例えば、ライセンス証書の管理者が代わると、今まで実施していた手続が適切に引き継がれず、ライセンス証書の行方がわからない状況が発生する可能性がある。

レベル2 反復可能な段階:

ライセンス証書を保管・管理する管理者が存在し、必要となったライセンス証書を適時に抽出できるようライセンス証書を保管・管理している。ライセンス証書の保管・管理に関する手続は概ね整備されており、ライセンス証書の保管・管理は単なる管理者の思いつきではなく、管理者が代わっても継続して実施される。しかし、ライセンス証書の保管・管理について、組織全体を対象範囲とした、文書化された規定や手続が十分に整備されていないため、事業所/部署によっては管理が不十分となり、ライセンス証書を紛失してしまう等の問題が発生する可能性がある。

レベル3 定義されている段階:

ライセンス証書を保管・管理するための、組織全体を対象範囲とした、文書化された規定や手続が整備されている。規定や手続には、ライセンス証書の保管場所、保管方法、保管を適切に行うための統制機能が定められている。全てのライセンス証書はソフトウェア資産管理責任者の管理下で適切に保管されており、これらの保管・管理方法や規定、手続に重大な欠陥はない。また、ライセンス証書以外にも、組織が必要と考える補助的な証拠(購入時の証憑書類等)を明確にし、保管・管理するための規定、手続が整備されている。

レベル4 管理されている段階:

定められた規定、手続に従ってライセンス証書を保管・管理していることを、ソフトウェア資産管理責任者がモニタリングしている。規定、手続に従っていない場合、直ちに是正される。また、ライセンス証書に誤りが無いこと、存在すべきライセンス証書があることを、定期的あるいは随時に確認している。ライセンス証書の内容誤りや紛失が発見された場合、直ちに是正するための手続が取られる。例えば、ライセンス証書の納品時に発注書と内容を比較し内容に誤りがないことを確認しており、誤りがある場合には、直ちに購入先に連絡し正しいライセンス証書を入手している。

レベル5 最適化されている段階:

ソフトウェア資産を取り巻く状況の変化やソフトウェア資産管理方針の変更に対応して、最適なソフトウェア資産管理を実施するため、定期的あるいは随時に、ライセンス証書の保管・管理の規定、手続を見直している。ライセンス証書の保管・管理が十分に実施されているため、全ての所有ライセンスについて証明できる。例えば、近年提供されはじめた、ライセンスの所有状況をソフトウェアベンダーのweb上で参照できるサービスに対応して、組織のライセンス証書保管の規定、手続を変更している。
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本ソフトウェア資産管理評価規準は、ソフトウェア資産管理コンソーシアムのメンバー企業であるウチダスペクトラム株式会社がソフトウェア資産管理コンソーシアムから許諾を得て転載しています。
出典:ソフトウェア資産管理コンソーシアム『ソフトウェア資産管理評価規準 Ver1.0』(平成15年11月18日)
ソフトウェア資産管理コンソーシアムのホームページ http://www.samconsortium.org/
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