| 管理目標における成熟度モデル |
レベル0 管理が存在しない段階:
ソフトウェア資産管理に関する方針、規程、手続が全く存在せず、ソフトウェア資産管理を実施していない。 |
レベル1 初期/場当たり的な段階:
ソフトウェア資産管理として取りまとめた方針、規程はなく、実施している手続は、管理者個人の思いつきである等場当たり的なものである。あるいは、ソフトウェア資産管理に関わる手続が、継続的に実施されていない場合がある。 |
レベル2 反復可能な段階:
ソフトウェア資産管理について、不十分ではあるが、組織として取りまとめられた方針や規程、手続が存在する。方針に沿って、概ね一貫性のある規程、手続が作成され、継続的にソフトウェア資産管理が実施されている。しかし、方針や規程の適用範囲は特定の事業所/部署に止まっている等、組織全体の方針、規程としては不十分であり、事業所/部署によっては組織として望まれるソフトウェア資産管理が実施されていない可能性がある。 |
レベル3 定義されている段階:
組織全体を対象としたソフトウェア資産管理の方針、規程、手続が定められ、文書化されている。ソフトウェア資産管理の方針、規程は、ソフトウェア資産に関連するリスク分析結果を踏まえ策定されている。例えば、リスクに応じて詳細に管理するソフトウェアと簡易な管理をするソフトウェアを分ける等、方針、規程で明らかにしている。それらの方針、規程は、組織の正式なものとして経営者等により承認されており、手続は、方針及び規程に従ったものとなっている。また、ソフトウェア資産管理が適切に実施されるための体制や仕組み(以下「統制機能」)が整備されている。方針、規程、手続は、ソフトウェア資産管理体制及びソフトウェア資産の取得、利用、異動(移動、ステータスの変更)、廃棄などソフトウェア資産のライフサイクル全般をカバーしており、重大な欠陥はない。 |
レベル4 管理されている段階:
定められた方針、規程、手続に従ってソフトウェア資産管理が実施されていることを、ソフトウェア資産管理責任者がモニタリングしている。また、承認手続等の統制機能が有効に働いていることをモニタリングしている。定められた方針、規程、手続が遵守されていない場合、直ちに是正される。 |
レベル5 最適化されている段階:
ソフトウェア資産を取り巻く環境の変化に対応し、最適なソフトウェア資産管理を実施するため、随時及び定期的に、ソフトウェア資産管理の方針、規程、手続の見直しを行っている。リスクとの関連を踏まえた見直しを行っており、その結果をソフトウェア資産管理に反映している。 |